秋田の中学校で、震災への義援金を募金しない生徒の名前を、
黒板に掲示していたということがわかった。
保護者からの苦情によって外されはしたものの、こんな方法をとっては
募金ではなく、強制的な徴収のようなものであろう。
募金というのは、その個人の意思が大切なのであって、金額がいくらで
あったとしても、自ら望んでお金を納めることが重要なのである。
今回のこの事例のように、募金をしていない生徒を吊るし上げるような
行為は、絶対あってはならないことだし、いじめやその生徒のマイナス
イメージにもつながることになっていく。
いくら募金活動が素晴らしい行為だからといって、それを強要するのは
大きな間違いであるし、募金自体の意味合いが変わってきてしまう。
ここで名前を掲示された生徒が、それからクラスで悪い扱いを
受けていないか、非常に心配になってくる。
また、担任の教師がそのような感覚の持ち主であるから、募金を
しなかった=悪い生徒だ、という認識を持って、内申書などの評価を
下げてしまったりしそうな気もしてくる。
教師とは、学問を教えるだけではなく、社会的なマナーや生き方、
考え方といったものも同時に教えるべき存在だし、生徒たちの
模範であるべきものなのだ。
それなのに、こんな間違った行動を示してしまうということは、
教育においてかなりの悪影響だと思われる。